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TUMUGIのきものさんぽ

きものに目覚めて二年目。40代主婦のかしこまらないきもの生活。

切らない作り帯の作り方

私はお太鼓結びができません。

何度か練習はしてみるんですけどね。

形が崩れたり、ゆるくなったり、なかなかうまくなりません。

そんな私がいつもしているのが「切らない作り帯」。

よく方法を聞かれるので、今回はその解説をさせていただこうと思います。

見た目は普通に結んだ場合と、ほとんど見分けがつかないと思います。

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名古屋帯でのやり方です

 

【用意するもの】

名古屋帯

帯枕

帯揚

帯締め

洗濯バサミ4つ(着物クリップでもOK)

事務用クリップ2本

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1 帯をT字型にセッティングします

簡単な図で申し訳ありませんが……。

お太鼓を上方向に伸ばし、右側に「て」の部分を残して、胴に巻く部分を裏側に折り曲げます。

 

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2 三角部分にクリップを留め、その上に乗せるように帯揚げで包んだ帯枕を置きます。

この時必要なら、胴巻き帯をつまんで前面の柄の出方を調整します。

※画像はつまんでクリップを留めています。

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3 お太鼓を下方向へ畳み、「たれ」を作ります。

「たれ」の長さは、胴巻き帯の下線から7〜10cmくらい。

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4 帯枕を起点にして畳み、お太鼓を作ります。

お太鼓の下線は胴巻き帯の下線と合わせる。

※横から見た図。

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5 お太鼓の真下に「て」を通します。

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 6 「て」の上に帯締めを通します。

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7 お太鼓を崩れないように固定します。

「たれ」を上方向に畳んで左右二箇所と、帯枕の下あたりを左右二箇所を洗濯バサミで留めます。

※帯枕の下を留める時は斜めに差し込んで、胴巻きの帯まで全部はさみます。

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8 お太鼓をランドセルのように背負って、帯枕の紐をきっちり前で結びます。

※この時帯揚げは、邪魔にならないように仮結びしておきます。

 

9 胴に帯を巻いて、余った部分はお太鼓の下に入れ込みます。

巻き始めと巻いてきた帯を、たれの裏でクリップで留めておくと、崩れにくいです。

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10 帯締めを結んで、帯揚げを本結びしたら出来上がり!

※最後に洗濯バサミを外して、たれを下ろすのをお忘れなく!

 

肝心の装着部分の写真が自分では撮れなかったのですが、おわかりいただけたでしょうか?

「帯結びが難しくて着物が着れない!」と思っている方は、一度この方法をお試しください。

出かける前日にセットしておけば、当日は巻くだけなので時間短縮にもなりますよ。

 

私の解説でよく分からなかった方は、こちらの動画を御覧ください。

最初からこれを見ればよかったじゃんって?

ははは。

でも、ある程度行程を把握してから動画を見た方が、より理解しやすいと思うの……たぶん。

 

www.youtube.com

 

先日「大正浪漫」の奥様の講座を受けて結び方の理屈はわかったのですが、時間はかかるし、結んでいる間に襟元が崩れるしで、未だにこの方法を使っています。

でもやはりプロに結んでいただいた帯は、安定しているのに苦しくもなく、さすがだなあと思います。

 

あとその講座を聞いて、私が思っていたより上(バストトップくらい)を帯の上線にした方がいいとも知りました。(今まではアンダーにしていた)

そうすると、下線が骨盤に乗るような形になって、帯が下がりにくいんですね。

もう若くないので、下気味の方がいいのかなと勝手に思っていましたが、思い込みでした。←私はこういう思い込みが多い

 

こういう細かいポイントは、実際に教えていただかないと、なかなかわからないものですね。

その点、どんな些細な疑問にも、丁寧に答えてくださるのでとても勉強になります。

講座を受けたいと思われる方は、大正浪漫さんのfacebookから問い合わせてみてくださいね。