下駄をリメイク
こんにちは。
久しぶりの更新になってしまいました。
今日は、下駄のリメイクについて書かせていただきます。
早速ですが、こちらでよく登場する寺内町の「大正浪漫」さんで、以前買った下駄があります。
土台の桜模様や、踵がちょっと高いところが気に入って買ったのですが、鼻緒の色が若すぎるので、これまでリメイクして履いていました。
といっても、私には鼻緒のすげ替えなんてできませんので、表面に布を巻きつけただけですが……(笑)
まあ、歩いている分にはほとんど気付かれませんし、紬や小紋と下駄との取り合わせって割と好きなので重宝していたのです。
ところが、先日娘が1日履いたら悲しい姿になってしまいました……。
こんな状態↓
ボロボロ……。
どんな履き方したらこうなるんだ。
私は半年くらい普通に履けてたのに……。
……で、一旦巻いていた布を全部取り外しました。
こちらがもとの状態。
かなり履き込んでいるので、土台もすでにボロボロですが、もう少し働いてもらいましょう。
同じく、「大正浪漫」さんで、以前買ったアンティーク着物のハギレがありましたので、それを今度は巻きつけてみました。
可愛い!! いいんじゃない??←自己満足
これでまた半年は履けるかな?
土台の傷みは、履いてたらそんなにわからないからね(笑)
……で調子に乗って、昔に買った浴衣セットに付いていた下駄もリメイクすることに。
昔よくあった、別珍の鼻緒下駄。
今時はこんな真っ赤!な鼻緒の下駄なんて、あまり履きませんよね。
桜柄の下駄に巻いていたのと同じ生地をON。
この生地、割とどんな着物にも合うので便利なんです。
ちょっと赤いのが見えてますが、履いているとさほど気にならないはず。(実証済み)
「下駄くらい、安いの買えよ!」と言われそうですが、なんか土台はしっかりしてるのに鼻緒が気に入らないってだけで捨てるのはもったいないじゃないですか……。
アンティーク生地を使った鼻緒の下駄なんて、そう簡単には手に入らないし……。
なんだか、着物を着るようになってから、物を大切にするようになったような気がします。
欲しいものがあったら自分で作ろうと思ったり、あるものを利用してなんとか使おうとしたり。
どこかで「着物を着るなんて贅沢」って思っているから、無意識になるべくお金をかけないようにしているのかもしれませんが、もともと色々考えたり作ったりするのは好きな方なので、もはやこれも趣味のひとつですね。
なにより、気の置けない着物仲間と、そんなアイデアを自慢し合うのも楽しいひと時だったりします。←この仲間と価値観が合うかがかなり重要になってきますが、幸い私の周りは似たような価値観の人たちが多くて助かっています。
確かもう一足、黄色い鼻緒の下駄があったはず。
今度はあれもリメイクしよう♪